CLEA-PRO
プレゼンテーション機能をメインとしてデザインされたCLEA-PROです。
CLEA-PROはビデオコントロールシステムの理想型を目指して開発されました。第一の特徴はCLEA-PROからアクセス可能なネットワーク上に存在する全てのデジタルビデオを一元管理出来る事にあります。CLEA-PROに登録されたネットワーク上のデジタルビデオには自由にコメントを入力する事が可能です。このコメントはCLEA-RPOの特殊な管理機能によって検索され、検索されたデジタルビデオの中のコメントポジションのビデオ再生を可能にしています。第二の特徴はビデオの同じ位置に複数種類のコメントを登録できる機能です。メインのコメントを日本語にし、セカンドを英語、サードをドイツ語などとして、ビデオ再生時に切り替えて表示する事が可能です。そして第三の特徴がデジタルビデオと同期して再生出来るコンテンツがマイクロソフトのワード、エクセル、パワーポイントなどに広がっています。勿論、文字データや画像データの同期再生は従来のCLEAと同様に可能です。
20041004(CLEAの未来像)
CLEAはビデオオーサリングツールに見えてビデオ自体の加工は何もしないので、個人的にはビデオコントロールシステムとして考えています。でもビデオを操作するのではなくて、再生中のビデオに情報を付加するのが主な目的なのでやはりオーサリングという要素も持っていて、ビデオ再生オンデマンドオーサリングのような呼び方が正解なのかともしれません。未来像というよりも当面の目標はこのソフトはコンピュータライクなものではなくて、コンピュータ上でのビデオ制作をアナログ的な手法にしたいというのがあります。なぜアナログかと言いますと何か想像する仕事はやはりコンピュータの操作で達成するよりも文字を書くような作業で進めた方がより効率的で創造的だと思うからです。でもやはりコンピュータで行う処理ですので、完全にアナログにはなりませんが、ワープロで文字を書けば済む程度のものには出来るだろうと思っています。このプロバージョンはCLEAを多国語対応に出来たりする目的とはっきり何かを説明する為の仕様になっています。画面の左上はビデオ、その下がコメントで、右上が他の画像やビデオ、MS-OFFICEデータの表示、右下がコメントリストになります。ボタン操作でコメント欄は6種類の切り替え表示が出来ますので、各ポイントのコメントについて言語や内容を切り替える事が出来ます。このシステムもまだ開発過程にありまして、本当の完成は2005年を目指しています。